闇の魅力
日が沈むのが早い。
今日はお隣の港区へ行っていて、
帰り道に43号線を使った。
5時半を廻ったばかりなのにもう暗くなっていた。
43は神戸方面から堺方面へと続く国道で、
大正区の真ん中を横切って東西に走っている。
港区と大正区を隔てる尻無川を渡す橋にもなっていて、
上を車が通り、
下は自転車と歩行者用になっている。
階段部分にはチャリンコ用のスロープもあり、どうやら右側通行らしい。
私はあまり気にせず反対側を登っていて、
上から降りて来る自転車ににらまれ、
反対側へ移ろうとすると今度は後ろからきた人にいやな顔をされ、
形見が狭かった。
ところが橋の平らな部分ではなぜか左側通行なのだ。
降りる時にはちょっと用心した。
後ろの人に追い越してもらって観察したところ、
案の定、右側通行だった。
わけわからんルールだけど、もうわかった。
次回はきっとヘマなしさ!
この橋もけっこううすぐらいが、
大正区側に降りてからがまた暗い。
民家の2階建てくらいの高い天井の工場は闇の中にぽんと立っている。
しかし内部には大きな電灯の光が赤々と蓄えられていて、
建物の骨組みと列車の車輪のような円形の鉄とが幾何学模様を作り、
実に美しい光景である。
かーんかーんと時たま鉄の棒同士が触れ合う音が反響すると
舞台芸術を見ているかのようである。
家路を急ぐ人たちのシルエットが明かりに浮かんでは消える。
寂しく暖かく
何とも言えない感情がわいてきた。
工場街の闇が見せてくれたシュールな一コマであった。
This entry was posted on 月曜日, 11月 8th, 2010 at 8:06 PM and is filed under 未分類. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Both comments and pings are currently closed.